去る7月17日、 埼玉県経営者協会主催「大学と企業との情報交換交流会〜学生たちの未来を支援〜」に、講師として登壇させていただきました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、春開催が延期となっていた本イベントでしたが、ソーシャルディスタンスを大きくとった中で開催され、多くの大学や企業の人事採用ご担当者様が来場されました。
私のパートでは「大きく変わる~企業における採用活動」と題し、VUCA(予測不可能な時代)に加え、誰もが経験したことのないコロナ禍の中で新卒採用やインターンシップをどのように進めていけばいいのか、その入口となる考え方や企業としてのあり方などについてお話させていただきました。
・新卒一括採用から、通年採用へ
・ジョブ型から、メンバーシップ型へ
・リアルから、オンラインへ
学生に選ばれ学生を選ぶ企業になるためには、採用やインターンシップなどにおける対面形式などこれまでのやり方は一旦横において、オンラインに乗り出していくことが求められるのではないでしょうか。
「オンライン説明会」や「オンライン面接」など、実際に企業が挑戦している姿は、チャレンジしている企業であり変化に強い企業であるという姿勢を打ち出すことであると感じます。
埼玉大学の石阪教授からは、「新しい時代のインターンシップの進め方」というタイトルで、 オンラインで授業に臨む学生さんの様子やオンライン化をスタートし始めた企業の傾向など、大変貴重なお話をお伺いすることができました。
講演終了後の情報交換会においては、関係者の方々が距離をとりながらの談笑や名刺交換が開かれ、改めて「リアル(対面)」コミュニケーションの価値について気づかされました。
オンライン時代だからこそ、人と人とが実際に会って対話を交わすことは、想像以上に大きな気づきを得ることになる可能性があることを感じた貴重な時間となりました。
ご来場くださいました皆さまに心から感謝申し上げます。